
民泊物件の探し方|実際に4棟仕入れた方法を公開
2026/9/30 5:15:32
こんにちは。株式会社Tabiii代表の細川です。
「民泊を始めたいけれど、肝心の物件が見つからない。」
これは、私たちがオーナーさんからよくいただく相談の一つです。
民泊は、運営ノウハウ以上に「物件との出会い」が事業の成否を左右します。
しかし、「良い物件はどこで見つけるの?」「特別なルートがあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
弊社Tabiiiは現在、200室以上の民泊運営代行を行い、自社でも民泊物件を運営しています。
これまで自社名義で運用した物件は全部で4棟です。
今回は、その4棟をどのように仕入れたのかを、当時の記憶をたどりながら体験談としてお話しします。
これから民泊物件を探す方にとって、一つでも参考になる部分があれば嬉しいです。
結論|物件の仕入れルートは大きく2つ
振り返ってみると、私が物件を仕入れた経路は大きく2つでした。
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SUUMO・アットホームなどの不動産ポータルサイト
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民泊・不動産コミュニティでの紹介や人とのご縁
特別な裏技があったわけではありません。
掲載サイトを毎日のようにチェックし、人とのつながりを大切にしながら行動し続けた結果が、この4棟でした。
それでは、1棟ずつご紹介します。
1棟目|千葉・勝浦の中古戸建
コミュニティからの紹介
最初に購入したのは、2022年の千葉県勝浦市の中古戸建でした。
この物件が、私の民泊事業のスタート地点です。
きっかけは、当時参加していた不動産賃貸コミュニティでした。
あるオーナーさんが、
「この物件は自分のエリアから遠いので見送るけれど、興味がある人がいたらどうぞ。」
という形で情報を共有してくれたのです。
私は趣味でサーフィンをしていて、勝浦には頻繁に通っていました。
土地勘もあり、「ここならやってみたい」と自然に思えたことが購入を決めた大きな理由でした。
さらに、その情報を共有してくださった先輩大家さんが
「賃貸業ではなく、民泊やってみたら?民泊はいま熱いらしいよ」
と背中を押していただいたことも、大きな後押しになりました。
実際に購入した当時の室内です。


リノベーション後は、このような宿になりました。

2棟目|奈良の中古戸建
不動産ポータルサイト→不動産会社とのご縁
2棟目は、地元である奈良県の中古戸建です。
「せっかくなら慣れ親しんだ奈良県でも民泊をやってみたい。」
そんな思いから物件探しを始めました。
探し方はとてもシンプルです。
SUUMOやアットホームなど色々な不動産ポータルサイトで、
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エリアを絞る
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予算を決める
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価格が安い順に見る
これを毎日のように繰り返していました。
気になる物件を見つけて現地へ行ったのですが、お隣の方から民泊に対して強い反対があり、その物件は断念しました。
しかし、この出来事が結果的には良いご縁につながります。
担当してくださった不動産会社の方に希望条件を伝えたところ、
「実はこういう物件があります。」
と別の物件を紹介してくださいました。
紹介されたのは、築60年以上。
庭は草木が生い茂り、まるでジャングルのような状態でした。
普通なら躊躇するような物件でしたが、勝浦で古い戸建を再生した経験があったため、
「これなら何とかなる。」
と判断し、購入しました。
掲載サイトに載っていた物件ではなく、不動産会社との関係性から仕入れることができた一棟です。
実際に購入した当時の外観と室内です。


リノベーション後は、このような宿になりました。


3棟目|千葉・市川の賃貸物件
民泊コミュニティからの紹介
3棟目は、市川市で借りた賃貸の民泊物件です。
この頃は運営代行事業に力を入れ始めていた時期でした。
その中で、
「賃貸(転貸)の運営も自分で経験しておかなければ、お客様に本当の提案はできない。」
そう考え、チャレンジすることにしました。
この物件も、民泊コミュニティで知り合った方から紹介していただきました。
イベントなどで何度もお会いしていた方だったため、お互いに人柄が分かっており、安心して契約できたことを覚えています。
家賃は約8万円。
広さは約20㎡ほどのコンパクトなワンルームでした。
実は、この部屋は私の前に、一度民泊として運営しようとした方がいました。
しかし、その方が途中で断念されたため、その状態を引き継ぐ形で契約しました。
ただ、そのままでは私たちが目指す宿にはならないと感じたため、内装は一度すべて見直し作り直しました。
契約当時の室内です。

家具や飾り物を一新しました。

4棟目|新築商業テナント
アットホームで竣工前に発見
4棟目は、新築の商業テナントです。
この頃には運営代行事業が軌道に乗っていたため、自社物件を増やす予定はありませんでした。
それでも、もう一度チャレンジしようと思った理由は、自分たちの新しい挑戦を形にしたかったからです。
「少人数向け民泊」という新しいコンセプトへの挑戦や、デザインへのこだわり、そしてメンバー全員がオーナー目線を学べる環境を作りたいと考え、自社物件をつくることを決めました。
この物件は、建物が完成する前から募集が始まっており、建物が完成する前に申し込みをしました。
その結果、競争が激しくなる前に契約することができました。
後から聞いた話によると、建物が完成した後は民泊の申し込みが殺到したらしいです。
一方で、ここにたどり着くまでには100〜200件ほど問い合わせをした記憶があります。
毎日のように物件サイトを確認し、気になる物件があればすぐに問い合わせる。
その積み重ねが、今回のご縁につながったのだと思います。
建物完成前やスケルトン状態の写真です。


現在は、このような宿になりました。

4棟を振り返って分かったこと
改めて振り返ると、4棟とも仕入れ方は違います。
しかし、共通していることがありました。
それは、
「良い物件は待っていても見つからない。」
ということです。
毎日サイトを見る。
気になる物件はすぐ問い合わせる。
不動産会社へ足を運ぶ。
人とのつながりを大切にする。
その積み重ねが、結果として物件とのご縁につながりました。
「特別なルートがある」と思われることもありますが、私自身はそう感じていません。
むしろ、とても泥臭い方法ばかりでした。
まとめ|物件探しは「行動量」が一番の近道
民泊物件の仕入れは決して簡単ではありません。
しかし、特別な才能や裏技が必要だったわけでもありません。
まずはSUUMOやアットホームなどの不動産ポータルサイトを毎日チェックすること。
そして問い合わせや内見を重ねながら、不動産会社との信頼関係を築くこと。
さらに、民泊や不動産のコミュニティへ参加し、人とのご縁を広げること。
この積み重ねが、結果として良い物件との出会いにつながるのだと思います。
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そんな方は、ご自身で探すのと並行して、一度相談先として活用してみるのも一つの方法です。
良い物件との出会いが、皆さまの民泊事業の第一歩につながれば嬉しく思います。
この記事を書いた人

2015年に大学を卒業後、3年間歯科医院の営業に従事。その後、マーケティング業界で5年間勤務し、月間広告費1億円超の顧客を担当。2022年にはマーケティング経験を活かし、中古戸建てを再生して民泊運営を開始。2024年より株式会社Tabiii代表取締役に就任。